街を歩いて歴史を読む。地形・道・痕跡から、その土地の物語を掘り起こします。

## 都心に残る池跡の謎 新宿の高層ビル群から歩いてほど近い西新宿の一角には、かつて「十二社の池」と呼ばれた大きな池がありました。現在、池そのものは埋め立てられていますが、十二社通りや熊野神社周辺には、その記憶をたどる手がかりが残っています。この一帯こそが、江戸時代から昭和まで「
## 淀橋浄水場が空けた空白地 新宿駅の西口に立つと、目の前に圧倒的な高層ビル群が聳え立っています。しかし、この光景が生まれたのは偶然ではありません。実は、この場所にビル群が誕生したのは、明治31年(1898年)に開設された淀橋浄水場という巨大な水道施設があったからなのです。 淀