街を歩いて歴史を読む。地形・道・痕跡から、その土地の物語を掘り起こします。

## 楽市令から生まれた関東最古の市 世田谷区世田谷と上町の境界を流れる蛇崩川沿いで、毎年12月と1月に開かれるボロ市。700を超える露店が並び、20万人が訪れる冬の風物詩として知られていますが、なぜ「ボロ」市なのでしょうか。古着や古道具を売る市だから、という理解は表面的すぎます

## 炭を運んだ道が今も残る理由 青梅街道から分岐して西へ向かう五日市街道。この道の名前を聞いて、多くの人は「五日市という地名があったから」と考えるでしょう。しかし実際は逆です。五日市という市場町があったからこそ街道ができたのではなく、江戸の巨大な燃料需要が生んだ物流ルートが、結