街を歩いて歴史を読む。地形・道・痕跡から、その土地の物語を掘り起こします。
## 内陸の「浪速」が語る謎 現在の難波駅周辺を歩いていると、一つの疑問が浮かびます。なぜ海から数キロも離れた内陸の地名に「浪速」や「浪花」という、明らかに波や海を連想させる漢字が当てられているのでしょうか。 実は、この地名の謎を解く鍵は、古代の大阪が今とはまったく違う地形だった

## 巨大古墳が選んだ立地の謎 大阪平野を歩いていると、住宅地の向こうに突然現れる巨大な森に驚かされます。これが仁徳天皇陵古墳——全長486メートル、日本最大の前方後円墳です。なぜこれほどの規模の古墳が、この場所に築かれたのでしょうか。 古墳時代の5世紀、現在の大阪平野は今とまっ