街を歩いて歴史を読む。地形・道・痕跡から、その土地の物語を掘り起こします。
空から見える千年の記憶 讃岐平野を空から眺めると、碁盤の目のような整然とした水田区画が広がっています。この規則正しい風景は、決して偶然の産物ではありません。讃岐平野には、古代の条里地割をよく残す水田景観が各地に見られます。 条里制は、6町(約650メートル)間隔で縦横に区切り、その6町四方を「里」、内部の1町四方を「坪」として整理する古代の土地区画制度でした。律令国家が全国に施行したこの制度により