街を歩いて歴史を読む。地形・道・痕跡から、その土地の物語を掘り起こします。

旧鎌倉街道とは何か 旧鎌倉街道は、鎌倉と各地を結んだ中世道路網の総称です。鎌倉幕府の成立後、御家人が鎌倉と各地を往来するための道として重要になりました。 鎌倉幕府が成立すると、御家人が鎌倉と各地を往来する必要が生まれ、鎌倉を中心とする道の重要性が高まりました。このため、鎌倉から放射状に延びる道路が整備され、それらが「鎌倉街道」と呼ばれるようになったとされています。主要なルートとしては、上道(かみつ

新田義貞が駆けた分倍河原の古戦場 多摩川が決めた鎌倉幕府の運命 分倍河原駅前に立つと、現代の住宅地の向こうに多摩川の流れが見えます。しかし、現在は住宅地ですが、ここは地形と交通の条件が重なって古戦場となった場所です。なぜ、この場所が日本史の転換点となったのでしょうか。多摩川と鎌倉方面へ向かう交通路が交わることが、この地の歴史的重要性を高めていました。 元弘3年(1333年)5月、新田義貞率いる反幕