街を歩いて歴史を読む。地形・道・痕跡から、その土地の物語を掘り起こします。

## 川が語る戦国の経済戦争 相模川河口に立つと、穏やかな川面からは想像しにくい光景が浮かび上がります。戦国時代、この川は関東を制覇した北条氏の生命線でした。小田原城を居城とする北条氏が、なぜ100年にわたって関東の覇権を握り続けることができたのか。その答えの一つが、相模川を軸と

海だった大阪平野の記憶 梅田の高層ビルから大阪平野を見下ろすと、東西に延びる緑の帯が目に入ります。これが上町台地です。上町台地の東側には、かつて河内湾と呼ばれた内海が広がっていました。この内海は、先史時代から古代にかけて縮小し、河内潟を経て河内湖へと変化し、その後の開発を経て現在の大阪平野へつながっていきました。なぜ大阪は「天下の台所」と呼ばれる商業都市に発展したのでしょうか。その答えは、上町台地