街を歩いて歴史を読む。地形・道・痕跡から、その土地の物語を掘り起こします。
一人の代議士が挑んだ国家と資本 田中正造は、足尾銅山の鉱毒問題を訴え続けた末、1901年12月10日に明治天皇への直訴を試みました。足尾銅山の鉱毒問題を訴え続けた代議士が、ついに直訴という禁じ手に踏み切った瞬間でした。なぜ一人の政治家が、国家の近代化を支える銅山に立ち向かい、最後は議員の座を捨ててまで闘い続けたのでしょうか。 正造の生涯を追うと、明治という時代の光と影が見えてきます。富国強兵を掲げ