興国寺城跡
こうこくじじょう
静岡県沼津市城址北条早雲
興国寺城は、静岡県沼津市根古屋(駿河国駿東郡阿野荘)にあった日本の城(平山城)。興国寺城は静岡県東部の愛鷹山南麓に位置している。愛鷹山南麓の地形は連続した傾斜面となっているが、興国寺城付近は谷底平野を一部伴った侵食谷によってブロック状に緩斜面が分断されている。また山麓部から低地への移行部には小扇状地が形成され、旧浮島ヶ原の低湿地につながっている。興国寺城の立地は、城の東西は開析された侵食谷の深さと谷壁部分の急斜面、そして南方の浮島ヶ原の低湿地を天然の要害として利用した、地形を生かした典型的な城郭の立地といえる。この城のある駿東郡の地は、今川・武田・北条各氏が奪い合った。慶長6年(1601年)徳川氏創業の功臣として興国寺城の城主となった天野康景が1万石で入封し興国寺藩が立藩するも、康景は領内の問題で責めを負いその裁定に不満を募らせて出奔。そのため興国寺藩は改易となり、慶長12年(1607年)3月に廃城となった。

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