萬松園
ばんしょうえん
萬松園は、岐阜県各務原市にある旧川上貞奴別荘である。鉄瓦で葺かれた屋根や凝った内部装飾などが、ほぼ創建当初の姿で保存されている。現在は愛知県の会社経営者が所有し、民間企業に貸して結婚式場となっている。日本初の女優として知られる川上貞奴(本名 小山貞)が女優引退後の1933年(昭和8年) 自らの菩提寺として建立した貞照寺の門前に建設した別荘で、木曽川に面し茶室を備えた広大な庭を持つ敷地面積1500坪、建坪150坪、一部二階建て25-26室のモダンな数奇屋造りの建物である。南部鉄器の瓦で葺かれた数奇屋風建物、洋風サロンルーム、萱葺き民家風の建物などが一体となって別荘の外観を構成しており、建物の保存状態も良く、内部の壁、装飾品などがほとんど当時のまま残されている。
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