阿伏兎観音

ばんだいじ

広島県福山市

磐台寺は広島県福山市沼隈町能登原にある臨済宗妙心寺派の寺院。観音堂は、瀬戸内海に面する阿伏兎(あぶと)岬の断崖絶壁に建ち、国の重要文化財に指定されている。本尊は十一面観音。阿伏兎岬にあり阿伏兎観音とも呼ばれる。草創についての詳細は不明で諸説あり。寛和元年(985年)に花山法王が十一面観音石像を祀り、航海の安全を祈願したのが始まりとされるが、のちに荒廃する。水野家記によると、暦応元年(1338年)に法燈国師が草創とあるが、暦応元年(1338年)以後、元亀元年(1570年)に再興されるまで記録に見えずとある。あるいは、暦応年間に覚叟建智(かくそうけんち)が開創、その後、衰退し荒廃したとされる[5]。再興した僧に相違があるが、再興時期が暦応年間というのは一致している。ただし、法燈国師は暦応年間よりも約40年以上前に没している。

阿伏兎観音(広島県福山市)の写真・外観

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