
財賀寺
ざいかじ
財賀は、愛知県豊川市財賀町観音山にある、高野山真言宗の寺院。観音山の中腹から山麓にかけて伽藍が展開する山寺である。国の重要文化財に指定された平安後期の金剛力士(仁王)立像で知られる。創建の時期や事情は定かでないが、寛政12年成立の『三河国陀羅尼山略縁起』によれば、神亀元年(724年)、聖武天皇の勅願により行基が本尊千手観音並びに脇侍二十八部衆を自ら刻んで開創、弘仁年中には空海が「陀羅尼山蘇悉地院財賀寺」として中興し真言密教の寺となったという。『縁起』の内容はそのまま史実とは断定できないが、現存する金剛力士(仁王)立像は平安時代後期、11世紀末~12世紀初にさかのぼる作で、この頃にはかなりの寺観が整っていたものと思われる。
場所
愛知県豊川市
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