高屋敷館遺跡

たかやしきだていせき

青森県

高屋敷館遺跡は、青森県青森市浪岡にある平安時代後期の集落跡である。2001年(平成13年)1月29日、国の史跡に指定された。濠と土塁を巡らした平安時代後期のいわゆる環濠集落である。この遺跡は、発掘調査前は中世の城館跡と考えられていたが、青森県埋蔵文化財調査センターが1994年(平成6年)から翌年にかけ、建設省の国道バイパス建設に伴う発掘調査を行った結果、古代のものと判明し、その性格をめぐって大きな議論をよんだ。東北北部以北の地域は律令国家の直接的な支配が及ばない地域であった。この地域に環濠集落・高地性集落が成立することは、この地域が律令国家の支配領域とは異なった社会情勢にあったことを示唆する。記録によれば、岩手県・秋田県の地域においては、11世紀後半に前九年、後三年の役があったことが知られているが、これらの遺跡の存在から、それ以前から、蝦夷の集団相互の抗争などがあったことも想定される。本遺跡はこの地域の古代の環濠集落の中でも、とくに規模が大きく、出土遺物も豊富で遺跡の遺存状況も良好であり、重要な歴史的意義を有している。

出典:Wikipedia
高屋敷館遺跡(青森県)の写真・外観

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