藤屋(長野県長野市)の写真・外観

藤屋

ふじやりょかん

長野県長野市屋敷・住宅

善光寺門前の大門町は旅籠の営業を独占する特権を持ち30軒ほどの旅籠があったが[1]、この中で藤屋は本陣として加賀藩前田家の参勤交代時の常宿となっていた(なお、藤屋では「本陣」を「本陳」と表記している)。「一生に一度は詣れ」といわれる名刹・善光寺門前の宿場とあって、大門町は大変な賑わいを見せていたが、藤屋は各宿と客引きの禁止を取り決め、町の格式を保ったという。明治に入り1892年(明治25年)には、欧風要素を取り入れた木造三層楼に建て替え、「對旭館(たいきょくかん)」と称した。1918年(大正7年)の善光寺仁王門再建を担った宮大工・師田庄左衛門が手がけたこの建物は、外観は鉄筋コンクリートにタイルを貼ったアール・デコ調、内部は木造数寄屋造という和魂洋才の館である。

場所

長野県長野市

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